粉瘤があるけど痛みが全くないので放置しておけば自己治療できる?

粉瘤は自然治癒することはない

粉瘤は皮脂が詰まり、皮膚の下に袋状の構造を形成する良性の腫瘍です。患部が痛みを伴わない場合、放置しても時間が経てば自然に消えると考えがちですがこれは誤解です。はっきり言いますと患部は自然に治癒することはほとんどなく、放置することでサイズが徐々に大きくなることがあります。

感染を起こした場合には炎症や痛みを引き起こし、さらには皮膚の下で破裂する可能性もあるのです。そのため患部が見つかった際には、自然治癒を期待せず医療機関での診断と治療を受けることが重要です。

針などで中の膿を出したりすると悪化する恐れがある

自宅で針やピンなどを使用して粉瘤の中身を押し出そうとする行為は、非常に危険です。このような自己処理を試みると皮膚を傷つけ、細菌感染のリスクを高めることになり結果で状況を悪化させる可能性があります。感染が進行すると腫れや赤み、痛みが激しくなり時には抗生物質の投与やさらに複雑な医療介入が必要になることもあるのです。

不適切な処理により患部の袋が残ってしまうと再発の原因にもなり得ます。そのため患部を発見したら、すぐに自分で決めてしまわないようにして専門医による適切な治療を受けるべきです。

粉瘤と似た皮膚疾患もあるため受診するのがおすすめ

粉瘤は他の皮膚疾患と外見が似ている場合があり、正確な診断を受けることが重要です。例えば脂肪腫や皮膚がんなど、患部と見た目が似ている疾患も存在します。これらの疾患は治療方法が異なるため、正しい診断なしに自己判断で処置を試みることは避けるべきです。

専門医は視診だけでなく必要に応じて超音波検査や組織検査を行い、正確な診断を下します。このプロセスを通じて最も適切な治療法が提案され、安全に問題を解決することが可能になります。そのため患部と思われる腫瘤を発見した場合には、迅速に専門医の受診をおすすめします。

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