粉瘤が炎症を起こした際に練馬区内にあるクリニックで抗菌薬はもらえる？

2024/10/22

症状が軽度なら抗生物質や抗菌薬を処方してくれる

皮膚に袋のような構造物が出現しその中に古い角質や皮脂が溜まって肥大化するというのが粉瘤の特徴ですが、細菌が入り込んで化膿すると赤みや腫れや痛みなどの症状が出ます。小さな隆起で少し違和感を覚える程度の軽度の症状であれば、クリニックで処方された薬で対処することが可能です。その際に処方されるのは抗生物質の飲み薬・塗り薬です。

抗生剤投与で完治する皮膚疾患ではありません。薬を飲んだり塗ったりする行為は、あくまでも症状を緩和させるための一つの対処方法に過ぎないということを理解しておきましょう。

痛みがある場合は鎮痛剤でケアできる

粉瘤の症状緩和のために使用する薬と言えば抗生物質の塗り薬・飲み薬がポピュラーですが、物理的な隆起・腫れ・赤みなどに伴い痛みも出てしまっている場合は、鎮痛剤でケアをするという対処法もあります。市販薬でケアすることも可能ですが、抗生物質投与と並行して鎮痛剤を服用するという治療法が一般的ですので、皮膚科クリニックを受診して抗生物質と鎮痛剤を処方してもらうのが良いでしょう。

薬の投与により1～2週間程度で症状がおさまることがほとんどですが、再発率が高い皮膚疾患ですので油断は禁物です。

評判の良いクリニックであっても粉瘤は処方箋だけで治癒はできない

評判の良い皮膚科クリニックを受診して薬を処方してもらえば症状が緩和し治ったかのような錯覚に陥りがちですが、安心するのは時期尚早です。処方薬のみで完治することはありませんので、根本からの安心を求めるなら早めに外科手術で取り除いてもらいましょう。

炎症が生じていない場合はすぐに除去手術を行うことが出来ますが、炎症性粉瘤の場合は炎症を鎮静化させてから手術を行います。切開して袋状の腫瘍と溜まった皮脂・角質を取り除くという外科手術が主流ですが、小さい腫瘍には傷跡が残らないくりぬき法などが用いられます。

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